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「理想」


「未来に理想を抱くことはいけないことですか?」

DVD第二弾の質疑応答で来場者の方から質問いただきました。
DVDではちょっと質問の内容が少し聞き取りにくかったで、
ここで補足したいと思います。


前回のコラムで“正邪”は観念(思い込み)であり
実体のない幻だとお伝えしました。

ですから、理想を抱くことは“正”でも“邪”でもありません。
まったくみなさんの自由なんですね。

だから回答は「どちらでもない」ということになります。

でもせっかくですから「理想」について、少しお話したいと思います。

まず「理想」とは何か?

辞書で調べてみますと・・
「考えうるかぎり最もすばらしい状態」

いいですね~
でもよ~くみてみると、こんな短い文章にもちゃんと落とし穴があることがわかります。

それは「考えうるかぎり」という部分です。
誰が考えているのかが問題なんですね。

もし「いま足りないものを未来に欲する」のであれば
考えているのは“エゴちゃん”です。


自我の「理想」は決して尽きることがありません。

足りないものを手にしても、必ずまた足りないものを見つけ出します。
自我には「最もすばらしい状態」などどこにもないのです。

まるで金太郎飴のようなエンドレスゲームです。
走った距離だけ、ゴールが遠ざかる・・まったくキリがありません。


だから私がお勧めしているのは「理想」を手放すことです。

言い方を変えると・・未来にではなく
“いまここ”に「最もすばらしい状態」を持ってくることです。

そうすれば、永遠に「最もすばらしい状態」の中で生きることができます。

それが「本当の自分」に還ることなんです。
「本当の自分」には、何かが足りないという概念がありません。
すべては最初から自分の中にあることを知っているからです。
ですから「理想」を持つこともないのです。

どこで終わってもよい素晴らしい人生。
それは「理想」がない人生なんですね。

理想を手放した瞬間に、理想の中で生きることができる。
またまたパラドックス(逆説)のお話でございました。


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